午後4時に予約を入れていた動物病院へ。
心雑音も落ち着いているので、
「今のままの状態を、1日でも長く維持できる様に頑張って下さいね」と、
先生に頭を撫でられても、本猫は、恐ろしく不機嫌な様子で、さっさとバスケットの中へ。
先月、松尾橋の青信号の横断歩道を渡っていて、嵐山方面から来た信号無視の車に、跳ね飛ばされそうになり、
「ああ、あかん。これはもう死んだ」と思ったのですが、2センチ手前で、急停止。
どなたかが守って下さったのでしょうか、
車はそのまま逃げましたが、今暫くは、この世で生きて行くことが出来そうです。
動物病院からの帰り道、バスを待ちながら、ふとそのことを思い出し、何はともあれ、
こうして今、老猫も飼い主も、今日一日の命があることの幸せを、噛み締めるのでした。