
時間が出来ると、熊本、高知のギャラリーで展示をされていた、
山田さきこさんの作品を、ネットで追ってしまいます。
全て型紙なしの1点ものなので、見たこともない、ネックレス、ブレスレットに、
ただ1度だけ、彼女の部屋で見た、それらの作品を作る彼女の姿が重なり、
「時々、作っている最中に疲れ果てて寝てしまい、床に転げて、目が覚めるねん」と笑いながら言っていた、
その声を思い出し、心は宙を漂うのです。
眼鏡の上に大きな拡大鏡をつけて、華奢なその手首と繊細な指先から編み出される、
摩訶不思議な形に、我を忘れて見入ったのは、いつのことだったのか?
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何をするでもなく、アマゾンから届いた本や、
古本屋で購入した本をパラパラと、雑な斜読。