切り貼り帳の中を、行ったり来たりで、1日が終わる。
南丹の朝市で買った新米が、怖い程美味しくて、
ごちそうさまでしたと言っているのに、
左手の茶碗が、いやいや、まだまだ、もう一杯は食べな、新米ですよ、と言う。
仕方がないので、2杯目を食べて、さあ仕事と思っているのに、
今度は右手の箸が、いやいや軽くもう半分だけ、こんなに甘くて美味しい、新米なんですよと促す。
仕方がないので、もう、半杯だけご飯を盛る。少し多目に。
こんなことを、朝、昼、晩と、1日3回繰り返し、
僅か、5日で、身体が大変なことになって来ている。