大阪で開催中の窪田謙二氏参加のグループ展、「漆ー春の4人展」へ出掛ける前に、
打ち合わせにとマロニエへ立ち寄り、作品撮影中の畠山崇さんと、ばったり。
彼とは、マロニエを紹介して頂いてからのお付き合いですから、
かれこれ35年近くにもなるのでしょうか。
会えばお互いに言いたい放題で、ここ最近の抱腹絶倒の話をするうちに、
二人ともが結婚式に出席をした、亡くなったSちゃんのことに話が及び、
彼女の結婚生活の破綻、自殺をした事の顛末を詳しく話しますと、
「そんな事とは知らなかった」と絶句。
別れ際に、
「時に、結婚はしたんか?」と訊かれて、
「深い愛は、要らないのですよ。薄い愛を集めて生きて行けるのですから」と応えますと、
「そんな方法があるのん?教えて、それ!」。
深いご縁ばかりを求める人に、幽けきご縁と戯れる楽しさなど、無理無理。