そこに互いの心はあっても、それをそのままに維持して行くのは難しいものです。
ほんの少しでも齟齬をきたしていると感じたのであれば、
即座に話し合って元に戻さないと、時は待ってはくれないのです。
凍てつく風の中、午後2時に三条のイノダで待ち合わせて、
穏やかな会話の中にも、一歩も引かずに願いを込めます。
帰り際に、コートの襟元につけているピンバッジのコウモリに興味を示されたので、
「欲しいのですか?」と問えば、珍しく正直に「うん、頂戴」。
残された時間の中で、どうか作品を1点でも多くと願っております。