浄夜 岬多可子
いきものの 甲殻や棘や骨、
そのなかの汁気のところや
そのまわりの脂のところ、
あらっぽく あぶなっかしい やり方で
好む わたくしたち というもの。
抉(えぐ)る刮(こそ)げる齧る舐める啜る、
そうした卓(テーブル)の 騒乱のような後。
耳の水底、とくとくと さわさわと
薄く色づいた漿液の、
しずまれば聞こえる 鳴動脈搏。
掌詩集 「色を熾(おこ)す」より全行
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