2023年11月09日

恥骨骨折とは

  
11091.jpg「な、欲深いのもほどほどにせんと!」
3階と5階の接客で忙しくしていた10月25日、
画廊を出たその足で、高島屋の地下に立ち寄り、瓶物の調味料をあれもこれもと大量に買い、
恐ろしい重さの大荷物で市バスに乗車。

松尾橋で下車をして、そのまま真っ直ぐ家に帰れば良いものを、
明日の果物がないのに気付き、歩いて1分のスーパーでこれまた大きな柿を5個も買い、
両手に大荷物とバッグを持ち、外へ出ようとしたその刹那、
コートの裾がセールをしていた韓国海苔をかすめ、その中の1個が床に落ちたのです。
横着にも、その考えられないほどの重さの荷物を手に持ったまま、
床に落ちた韓国海苔を手に取ろうとして、バランスを崩して、その場でド派手にドドーンと転倒。
左の太腿を強打して、余りの痛さに、「これは折れたな」と一瞬思ったものの、
自力で立ち上がれて、帰宅。

ネット検索をしてみますと、
骨折があると、痛みで眠れないと書かれていたのですが、痛みもなく熟睡。
翌朝も、発熱や腫れ、皮下出血もなく、
病院でのレントゲン検査でも、大腿骨、骨盤の骨折なしとの診断で、
打撲の痛みならそのうちに和らぐと搬出、搬入にも立ち会っていたのですが、
いやいや、それは甘かったのです。

転倒から2週間が経っても、歩くと股関節に激痛が走り、
流石にこれは普通ではないと、午前7時に起きて整形外科の予約を入れ、
何枚ものレントゲンと CT撮影のその結果、
「あ〜、折れていますねぇ、恥骨骨折です」の無情の一言。

折れたのに、腫れも皮下出血もなかったとは、珍しいと言われたのですが、
恥骨骨折は、薬も、湿布も不要。
じっとしていると筋力が低下するので、激痛が走っても歩き、
お風呂に入って血行を促し、自然治癒を待つのみとか。
ああ、地獄です。
posted by cocoacat at 23:45| 日記 | 更新情報をチェックする