明日から８月とは

　８ミリ✖️１８ミリの窓

午後10時になっても外気温３１度で疲れ果て、心も身体も浮遊中。

ワークショップの準備をしながら、ミニ額の中を倦むことなく入れ替えていて、

気付けば午後10時。

今回のサイアノワークショップの終了後は、
マロニエ５階での展示が予定されていて、参加なさる方は、
お盆も危険な暑さも年齢も関係なく、現実から乖離して、展示作品を既に模索中。　　
その凄まじいエネルギーの中に巻き込まれての５日間を思うだけでも、
笑いが込み上げてくるのですが、ご縁の糸が繋がります様にと、真面目に励むつもりです。

案内状

写真面　切手面

あまりの暑さと疲れで寝たり起きたりの一日でした。

野菜カレーを作り、食べたところまでの記憶はあるのですが、

例によって気を失う様に寝てしまい、気付けば12時を過ぎておりました。

案内状は、お盆前に出来上がる予定ですが、
サイアノ作品の原稿を一から作り直すことになり、
この暑さの中、ベランダでの作業を思えば、気を失ったままでいたい心境です。
気を抜きますと、不幸は束になって襲って来るものです。

打ち合わせに

宮地葉子展

２０２３年7月18日〜7月30日　ギャラリーマロニエ３階
明日、最終日は午後6時迄になります。

会場展示は、こちらから　→🔹

四壁面、其々の展示が絶妙のバランスで、和んでしまって、なかなか帰れず。
赤ピンを２本打ちたいところを、ぐっと我慢をして１本に。
恐ろしく時間のかかっている、緻密な作業手順を聞けば聞くほど、

興味深く楽しくて、作家の方とは初対面なのに、結構長く話し込んでしまいました。

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４階にて、8月9日からのワークショップの打ち合わせでした。

会期の５日間、午前11時から午後5時まで、隙間なくお名前が書き込まれていて、

ああ、嘆息をつく時間すら、どこにもない模様。

朝一番に

　

ミニ額作り

　

一番小さなものから順番に作業を進めて、只今２０点。

刷ったものの額と色が合わなくて、入れ替えたりするのも度々で、

おまけに暑さに負け、猫と一緒に長いお昼寝をとったりで、

何とも捗らない一日でした。

ワークショップの会期は8月9日から13日まで。
酷暑の中での毎日11時スタートとは、過酷な５日間なのですが、
それでも、ここ数日の地獄と比べてみますと、

ははははは、そんなもの、軽い、軽い。

軽すぎるものですって。

父だけでなく

　開けるのが怖いと整理中の友人から

呼吸を整えて、和歌山の法務事務局の担当者の方に電話を入れて、最近の父の体調を訊き、

「確か、奥様がいらっしゃったと記憶をしているのですが」と言えば、

「はい、ご高齢で、度々の手術で弱られていますが、いらっしゃいますよ」。

これまた、仰天の事実です。

何と！両親の離婚の原因を作り、その後父と再婚をなさったその方も生きていらっしゃったとは！

潤沢な暮らしの二人の前に、疎遠の娘が現れるのも如何なものかと、
霧の彼方の父は、再び霧の彼方へとお戻り頂くことにして、
お二人の事は、お二人にお任せすることにして、今回は確認書類の送付で済ませました。

一応、お仏壇の中の母には、
「お母さん、残念やったねぇ。まだお二人でお暮らしでしたわ」と報告だけは忘れずに。

父が生きていたとは

　　

和歌山の法務事務所より、

見慣れない「特定記録」のスタンプが押された封書が届き、

貴方様の父⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎様は、判断能力が低下し、

不動産や、預貯金の管理、各種契約の締結などの行為を、

一人ですることが難しい状態になられていますとの内容です。

両親は離婚をしているので、今までに数回しか会ったことのない父親です。

その記憶の彼方の彼の後見人を考えることになりそうで、頭を抱えているのです。
来週は、この暑さの中、和歌山へと参ります。

人生、どこで何が起こるかは、判らないものです。

あまりの驚きで、言葉もなく、茫然自失の今日一日でした。

負けそう

「あられちゃん、がんばろ、なっ！飼い主は覚えてないって」

二匹揃って、夕食がまだだと言い張ります。

飼い主の忙しい作業中を狙い、言ってくるのですが、

午後８時過ぎに与えた・・・筈。

いや、しかし、この威圧的な眼差し、この怖い顔です。
ひょっとして、未だだったのかも・・・・とも。
この暑さで、記憶が曖昧に。

製版を１点

　

転写をしただけで、長い間置いたままになっていた、

リトの製版をしたところ、なんぞの間違いではないのかと思うほど、

きれいに仕上がり、後は、刷りが上手く行くのを祈るのみ。

コラージュアルバムも、何か面白い展示にしたいと、模索中です。

朝市の後は

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ミニ額は、３０点程作りたいと思っていて、只今、鋭意努力中です。

額の色と中身を合わせるのに、思いの外時間がかかり、

嘆息をつきながら、昼寝をしながら、励んでおります。

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午前９時に家を出て、半分寝ながら歩いて５分の朝市へ行き、今朝も山の様に買いました。

皮が光る新鮮な玉ねぎは、何度見ても、見る度に、「何と美しい！」と、感動致します。

それにこの皮が栄養豊富と知ってからは、捨てずに、だしとしても使っているのです。

５００年生きるには、人の生き血を吸っているだけでは難しく、
玉ねぎの皮も捨てずに頂くという、地道な努力が必要です。

ほんまに、日々努力でっせ。

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刷りその前に

　　　　

ミニ額を出してみますと、正方形に近いものが多く、

縦長のものは後にして、先ずはこちらから取り掛かる事に。

しかし、今日のこの蒸し暑さです。

猫と一緒に昼寝をし、インクを作っては、ビールを飲みと、

度々、中断をして、なかなか捗らず。

昨年から持ったままになっている、窓サイズが1�p×11�pのこの額に、
さて何を入れれば、良いのやらと。

街中へ

曇天でも

　　

サングラスをかけて

　　

午前８時からベランダにて、大きなサングラスをかけ、目を保護をしての露光です。

２時間程の作業を終えて、朝昼兼用の食事をした後は、なりふり構わず、

２時間ほど眠ります。

これをしないで、そのまま作業を続けていますと、

気付けば廊下で寝ていたり、お風呂の中で気を失う様に寝てしまったりと、

情けないことになるので、そうなる前にこまめに休む事にいたしました。

それにしても、この酷暑の中では、リトグラフを刷る気にもならず、
アルミ板は、立てかけたままで、健気に順番待ちです。
　　

雀さん

　

冬場の極寒の間だけ、米まき婆やをしていたのですが、

この間の雨が降り続いた日に情けなそうな姿の雀が、

「何もないのかぁ」とベランダで呟いているのを聞き、

米まきばあやの仕事を再開。

日陰にそっと置いておきますと、一度に食べ尽くすのではなく、
日に何度も来るらしくて、夕方、ふと気付いてベランダを見てみますと、
米の一粒もなく、きれいに平らげてあります。
極寒と酷暑には、雀のばあやをキープする、何とも賢い雀さんです。

宵山

　

外気温３６度の中を、作品を取りに夕方から画廊へと。

今年の祇園祭は、三連休と重なり、

午後６時からの歩行者天国の凄まじい人出には、近づくことも出来ず。

高島屋での買い物も諦め、逃げ帰りました。

詳細は、こちらの京都新聞社のWEBページよりどうぞ。

↓

🔸

「ブルース・オズボーン写真展」

　

少し先になりますが、

京都では初めての、「ブルース・オズボーン写真展」が開催されます。

２０２３年１０月１７日（火）〜２９日（日）
会場　ギャラリーマロニエ５階
親子の写真撮影会が予定されています。

日時などの詳細告知は、８月末までお待ちください。

待ち伏せしたい彼

　　

先日、午後５時過ぎの３番の市バス乗りますと、

決められた停留所名をアナウンスするだけではなく、

全てご自分の言葉で告げられる、誠に個性的なドライバーの方との、

予期せぬ出会いが待っていたのです。

あまりに面白かったので、そのまま終点まで乗って行きたかったのですが、

時間に余裕がなく、泣く泣く河原町にて下車。

最初にこれはこれは！と気付いたのが、

「車内では１日乗車券を販売しております。６００円が７００円になり、
１００円値上がりしたのですが、その分、乗って乗って乗りまくり、元を取って下さい」でした。

その後も、
「赤信号なので停車します。青信号になるまで、そのままお席で、じっくりとお待ちください」、

であったり、四条烏丸では、

「次は四条高倉で留まります。錦市場、大丸、ルイヴィトンへ行かれる方は、次でお降り下さい」。

ルイヴィトン！！そこにヴィトンを入れるのかと、一人で笑いを堪える。
降りられる方には、午後５時だと言うのに、
「行ってらっしゃい」とお声をかけられ、降車ボタンを押された方には、
「お知らせをありがとうございました。席を立たないで下さってありがとうございます」とも。

高齢者の利用が多い最近の市バスは、席を立たないで下さいと、強い言い方で、
度々告げられるのですが、この様な伝え方をなさる方は、この方が初めてで、

その言葉にときめいた私でした。

年に１度の

　

年に１度の排水管洗浄日で、脱走を企てる縞猫の見張りが必要と、

気を張っていたのですが、本猫は昨日の採血の疲れで、

出てくる気配もなく、十分程度で無事に終了。

新しく入れ替えた洗濯機は、おもちゃの様なチープさで、
「昔の洗濯機は２０年は使えたのですが、最近の物は、１０年間、故障しなかったら、
大当たりだと思って下さい」と設置の業者さん。
あまり期待もせずに、使ってみる事に致します。

南丹の野菜は、殆どが一袋１００円〜１５０円で山の様に入っています。
農薬なしで作られ、本当に甘く美味しくて、

毎回一人では食べきれないので、画廊の野菜好きのスタッフへと、

せっせとお裾分けを。

またしても

　　「同志かいな」

猫が暗い場所で隠れる様にしていたら、体調の悪い時が多く、

縞猫が、度々食事を残すことも気になっていたので、

「しんどいの？」と訊けば、

「最近、息切れきついし、あんまり長く生きられへんと思うねん」と応えるのです。

これはえらいことやと、獣医さんに予約を入れて、血液検査をお願いしてみれば、

「心雑音もさほど気にならないし、異常はなくシニアにしては、きれいな血で、意外でした」と。

黒猫には、何度も騙されて来たのですが、縞猫は今回が初めてで、
飼い主が作業に時間を取られていて、自分たちへの愛がおざなりになっていると見るや、

躊躇わずに行動に移すとは、誠に天晴れ。

おまけに、診察室に入るや愛嬌を振り撒く外面の良さも、飼い主そっくりで、参りました。

色見本

　暑い日にもいつもの場所で眠る猫

送られて来た紙の色見本が必要なので、

露光時間を決めて、青のトーンを確認する。

薄い和紙も、味わい深い色が出て良いと思ったのですが、

枚数が足らなくて、結局鳥の子紙を使うことに。

次々と

→→

次々と物が壊れて行く、負の連鎖の真っ只中で、頭を抱えているのです。

最初に洗濯機、続いてコピー機、それにウォシュレットも何やら、きな臭い。

猫の次に大事なコピー機の、A3の給紙が、突然出来なくなり、
修理に来ていただくにも、混沌とした今の部屋を、先ずは片付けなければならず、
今の私にそんな時間など、ある筈もなく、日々悶々と。

取り敢えずA3のohpフィルムは諦めて、A4のohpフィルムで何とか出来ないものかと、

これまた、日々悶々と。

無事に搬出

　　

作家のコレクション展、無事に２週間の会期を終えることが出来ました。

３階の「大島春紫版画展」も赤ピン林立で、２会場共に活気のある２週間でした、

お立ち寄り下さった皆様にお礼を申し上げます。

ありがとうございました。

昨日の続きを

　　

朝一番に南丹の野菜を山の様に買い、戻って直ぐにベランダにて、露光。

明日の天気予報が曇りだと、ゆっくり休めるとほっと致します。

晴れの日は、目覚めるや否や、

感光剤を引いた紙、 ohpフィルムとガラス板の３点セットを手に、
強烈な朝日の中での露光作業とお風呂場での水洗いで体力を消耗。
７枚位で力が尽きて、昼からは心身共に虚ろです。

しかし、もう壁面展示の数は、足りているのではと、思わないでもないのだが。
何故に毎日、露光に励んでいるのかと、思わないでもないのだが。

今朝も早くから

　　　

青の濃淡

　

雨の日は

外気温３６度

　→　

午前7時過ぎからベランダで露光を2時間。

体力を消耗するので、昨日と同様に、昼食後、1時間ほど眠り、

夕方から、レコードスリーブを取りに、マロニエへ。

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　箱猫
恐る恐る開けてみますと、やはり４０枚近くも、入っていて、
「これだけで、個展が出来ますよねぇ」とスタッフの Sさん。
サイアノは、一壁面だけでの展示と言った筈なのに、

こないに大量に作って下さったとは。

真綿で首を絞められている様な心地がして、身体が震えます。

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４階の作家の秘蔵するコレクション展も、

作家ご本人を存じ上げていますと、こんな珍しいものをと、

ついつい、魅入ってしまいます。

泳ぐトレーシングペーパー

明日の原稿

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サイアノの露光には、ケント紙が安定しているのですが、

薄くて扱いにくく、トーンも不安定な、トレーシングペーパーの魅力も捨て難く、　

本日も午前８時から3時間、疲弊の労働でした。

露光時間が長いと、のっぺりとした青一色になり、
反対に露光時間が短いと、水に入れると同時に画像が消えてしまい、
勘所を押さえるのが、なかなか難しいのですが、
明日も日の出と共に、諦めずに励みたいと思っているのです。

レコードスリーブ、マロニエに届けてありますとのメッセージが届き、
いよいよもって、サイアノ蟻地獄の始まりです。

今年も折り返しです

　　

天気予報が、快晴となっているのに気付いたのが、午前2時。

サイアノの感光液を塗り、眠ったのが午前3時。

今日が、東寺のガラクタ市の日だという事も忘れ、
藤井大丸の地下の古本市に行くのもすっかり忘れて、
午前8時から、ベランダと風呂場を往復して、サイアノの露光を１０枚。
終わったのが、お昼前で、昼食を終えると同時に倒れる様に、作業台の上で仮眠。
もう、余裕も何もなく、９月１２日からの個展を受けた、我が身が情けない。

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アルバムの貼り付けも終わっているのですが、写真を撮る余裕もなく、

全くもってのお粗末な毎日です。

額装に

　

部屋の中が、額と紙で足の踏み場もなく、

もう必要な物が見つからないことも度々です。

何日か前には、携帯が行方不明になり、７回鳴らしても、音が聞き取れず、

打ち合わせのある日だったので、何かに巻き込んでいるのかもと、

押し入れから風呂場迄探しても、見つからず。

必死で、20分強探していたら、マップケースの奥の奥、

紙と紙の間から出て来て、何故にこんなところからと、深い嘆息でした。

そんなこともあって、部屋の整理整頓の為、

出来るものから、順々に額装へと。