2023年02月01日

凪の一日でも

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極寒の京都です。
おまけに水曜日と来ては、来廊者も少なく、
おやつを買いに梅園へ出かけようとしていたら、
コレクターの Iさんがお見えになり、丁寧すぎる接客を心がけて1時間半。

収入の全てを美術品購入に注ぎ、今年85歳。
ご自宅に溢れ返っている作品の行方が、気になるところなのですが、
好きな作家は、遠方までも、とことん追いかけて行かれるとか。
展示中の井上明彦氏の作品を1点1点、時間をかけてご覧になり、
「暫く、画廊での展示からは、遠ざかったはりましたなぁ。
昔のカレンダーの作品が好きで、毎年集めていたのに、何でやめはったんやろ」。

帰り際に、私の作品を指差し、「これいただきます」とひとこと。
いつもの帰ると見せかけて購入をなさるという技も健在で、
いかなる時も購入は現金のみと、今回もお代金はお財布から。
一度、ご自宅のコレクションを拝見したい吉田です。
posted by cocoacat at 23:38| 日記 | 更新情報をチェックする