午後2時から6時迄、 Tさん宅で、ご一緒に励むのです。
ハンドルを回される、ぎこちなかった手つきも慣れて来て、
プレス機の油差しもこまめになさっているご様子で、作業も捗ります。
毎回、驚かされることばかりの、Tさんなのですが、
作業中に更紙と、吸い取り紙を買った値段が高くて、驚いたと仰るので、
「更紙が1000枚5000円なんてねぇ」と応えれば、
「9000円しました」。
この辺りから、会話が迷路に入り始めます。
買われた更紙のサイズを訊けば、工場で使うのかと思う位の大きさです。
吸い取り紙の買った枚数を訊けば、
「二箱で、200枚」と即答。
「ええ〜〜〜っ!200枚も!!」と驚きのあまり、インクを入れる手が震えるのです。
彼女の小さなプレス機でエッチングを大量に刷っても、一生はあるかと。
値段は、1万7000円。
馴染みの紙屋さんだったので、安いものだと思って、値段を訊かずに、発注。
取りに行き、請求金額を見て、その場に崩れ落ちたとか。
値段は、1万7000円。
馴染みの紙屋さんだったので、安いものだと思って、値段を訊かずに、発注。
取りに行き、請求金額を見て、その場に崩れ落ちたとか。
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←これが吸い取り紙半分のサイズです
私がいつも買う枚数が、20〜30枚位ですから、
200枚が、いかに驚きの数字かが、お解り頂けるかと思います。
あまりに面白く強烈で、今回も、血が薄くなって帰ってまいりました。