2022年11月29日
切り貼りの一日
余程疲れていたのか、目覚めれば午前11時。
10時間以上寝ていたことになります。
お正月とお盆の年2回、御参りに来てくださり、
「今年こそ結婚がしたい。したい、したい、したい」と仰る30歳のご住職様の、
相談に乗ってはや5年。
その内容たるや、中学生かと問いたくなるほどの夢物語で、笑い転げていた私でしたが、
その内容たるや、中学生かと問いたくなるほどの夢物語で、笑い転げていた私でしたが、
一昨日の宴の席で、古い檀家の方が、
「もう諦めていたのに、それが、よう結婚してくれはって」と、しみじみ。
今時、お寺へ嫁いで下さる女性を見付けるのは、極めて難しく、
「もう諦めていたのに、それが、よう結婚してくれはって」と、しみじみ。
今時、お寺へ嫁いで下さる女性を見付けるのは、極めて難しく、
「クリスマスをどう乗り切れるか、そこが問題なんです」と、
3時間もの長き相談に乗った、昨年のお盆が思い出されます。
3時間もの長き相談に乗った、昨年のお盆が思い出されます。
「新郎は、新婦のMさんと初めてお会いになった時に、この人と結婚するのだと、
運命的なものを感じたそうです」との司会の方のお言葉に、
「ああ、その言葉、聞いた聞いた、何回も聞いた」と心の中で、叫んだわたくしでした。
posted by cocoacat at 23:55| 日記
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2022年11月28日
2022年11月26日
外回りで1万歩
眠ったままの身体にて、朝市へ。
地味な野菜の下に、ハーブが一束潜んでいるので、油断は禁物です。
毎回、お見えになる方が決まり、持って来て下さる野菜の量も、安定して参りました。
柚子ジャムを作りたいと言えば、山の様な柚子を、
干し柿が好きだからと言えば、その様に、希望を叶えて下さいます。
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午後から細道裏道を通り抜け、街中の画廊廻り。
四条通りだけでなく三条通りも若者で溢れていて、
おしゃれ過ぎる知らない店も増え過ぎていて、ついつい入って左見右見。
カットサロンを出たら、午後7時過ぎなのに、
四条通りは、まだまだ観光客で溢れていて、
日本人がマスクにコート、マフラー姿なのに、
異国の方は昼は半袖Tシャツ、夜は、その上から薄いシャツ1枚のみで、
腕や手首には、入店を断られた時用マスクが申し訳程度に。
posted by cocoacat at 23:43| 日記
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2022年11月25日
夕方から
金曜日は、午後8時迄開館している近美の、「ルートヴィヒ美術館展」へ。
ごねる猫二匹を、餌で宥めて天神川御池から地下鉄に乗り、午後5時着。
一室に、2、3人の鑑賞者で、静かなものです。
写真のコレクションに良いものが揃っていて、思わぬ収穫でした。
今週末が紅葉のピークとあって、街は観光客で溢れていて、
いつもは乗らない遠回りの市バスにて帰宅。
豊田美術館のゲルハルト・リヒター展も空いているらしいので、
早目に行きたいのですが・・・。
posted by cocoacat at 23:20| 日記
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2022年11月24日
コツコツ
奈良の友人 Tちゃん宅には、早々とメジロのご夫婦が日に何度も、
姿を見せるらしいのです。
今年は、買うのも躊躇われる程のお値段のみかん。
そこをぐっと我慢をして甘くて美味しい物を買い求め、
そこをぐっと我慢をして甘くて美味しい物を買い求め、
人間は食べずに、餌台に置くのだそうです。
まだ、よそのお宅の庭にミカンが置かれていない、今頃から始めないと、
効果がないと知り、早速、Sサイズ6個入り600円の、
効果がないと知り、早速、Sサイズ6個入り600円の、
びっくり値段の新堂みかんを、買って参りました。
ところが、ベランダに置く前に1個だけと食べてみますと、あまりに美味しくて、
メジロに差し出す前に、全てが我が胃袋の中に!
この辺りのスーパーの凡々たる味のみかんでは、メジロは来ないのでしょうか?
実験を開始です。
posted by cocoacat at 23:32| 日記
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2022年11月23日
雨の日の個人レッスン


午後2時から6時迄、 Tさん宅で、ご一緒に励むのです。
ハンドルを回される、ぎこちなかった手つきも慣れて来て、
プレス機の油差しもこまめになさっているご様子で、作業も捗ります。
毎回、驚かされることばかりの、Tさんなのですが、
作業中に更紙と、吸い取り紙を買った値段が高くて、驚いたと仰るので、
「更紙が1000枚5000円なんてねぇ」と応えれば、
「9000円しました」。
この辺りから、会話が迷路に入り始めます。
買われた更紙のサイズを訊けば、工場で使うのかと思う位の大きさです。
吸い取り紙の買った枚数を訊けば、
「二箱で、200枚」と即答。
「ええ〜〜〜っ!200枚も!!」と驚きのあまり、インクを入れる手が震えるのです。
彼女の小さなプレス機でエッチングを大量に刷っても、一生はあるかと。
値段は、1万7000円。
馴染みの紙屋さんだったので、安いものだと思って、値段を訊かずに、発注。
取りに行き、請求金額を見て、その場に崩れ落ちたとか。
値段は、1万7000円。
馴染みの紙屋さんだったので、安いものだと思って、値段を訊かずに、発注。
取りに行き、請求金額を見て、その場に崩れ落ちたとか。
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私がいつも買う枚数が、20〜30枚位ですから、
200枚が、いかに驚きの数字かが、お解り頂けるかと思います。
あまりに面白く強烈で、今回も、血が薄くなって帰ってまいりました。
posted by cocoacat at 21:39| 日記
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2022年11月22日
一人で励む
桜も、紅葉もバカンスも、友人からの写真で楽しむのが、一番楽で、良いのです。
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本日は朝一番で版画紙が、明日はアルミ板20枚が届きます。
先へ先へと準備をして、自分を追い込んで行かないと、
何をするでもなく、一日が終わってしまいます。
友人との会食と穏やかな会話を楽しむよりも、
ついつい過激な闘う日々を選んでしまうのは、何故でしょう?
誰が使い始めたのか、「やったります」の、この言葉。
「やったります」とメールが来れば、
「おお、思う存分にやったって下さい」と応えます。
「やったりました」と来れば、
「やったりました」と来れば、
「そうですか、遂にやったりましたか」と応えるのです。
言葉遊びの裏に、本音が見え隠れするところが、なかなかに面白い。
言葉遊びの裏に、本音が見え隠れするところが、なかなかに面白い。
posted by cocoacat at 23:30| 日記
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2022年11月20日
2022年11月19日
2022年11月18日
2022年11月17日
2022年11月16日
2022年11月15日
2022年11月14日
抱腹絶倒の個人レッスン
1階の広いアトリエで、1時半から午後6時迄、
二人で塩ビ板のドライポイントに励むのです。
本日は、布へのドライポイントの刷りと、
この間の古本まつりで入手した壁紙のサンプルを利用しての、貼り込みです。
刷りの時に同時に別の紙を貼り込むのは、慣れると簡単なのですが、
ちょっとしたコツが必要で、メモを取りながら、真面目に励まれます。
私は何もしないで、いつもの通り、とりとめのない話をしながらの、見張りです。
3時、4時と順調に進み、少し休憩をとり、午後5時。
疲れもマックス。
今日は、この辺でと終われば良かったのですが、
大きなローラーを転がしての練習が未だだったので、
1度試しておきましょうという事になり、
布地に版を置き、プレス機のハンドルに、彼女が手をかけたら、
布地に版を置き、プレス機のハンドルに、彼女が手をかけたら、
これが、驚いた事に、うんともすんとも、反応なし。
「ええ〜っ、壊れたの?こんなしっかりしたものが!」と慌てる私に、
「この子ねぇ〜、時々こうならはんねん。でもね言い聞かせているうちに、
また動き始めてくれるから大丈夫」と、プレス機に本気で、話し掛け始める彼女。
「な、動いて。お願い。働かせ過ぎたんやね。ごめんごめん。
「な、動いて。お願い。働かせ過ぎたんやね。ごめんごめん。
動いてくれんとな、作品が、刷れへんねん、な、お願い!」。
労働を拒否する賢いプレス機と、その機嫌をとりなす彼女に、
翻弄されている、わたくし。
生きていると、面白いことが待っているものです。
今まで、名前も知らなかったバス停の「加茂川中学前」にて、
生きていると、面白いことが待っているものです。
今まで、名前も知らなかったバス停の「加茂川中学前」にて、
深呼吸を何度もして、心を落ち着かせたのでした。
posted by cocoacat at 23:52| 日記
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2022年11月13日
2022年11月11日
2022年11月10日
2022年11月09日
2022年11月08日
2022年11月07日
2022年11月06日
2022年11月05日
本日も外回り

先週、マロニエの3階で個展をなさっていたテキスタイルの四方理南さんの作品を購入。
玄関先が、華やかになって喜んでいます。
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打ち合わせに画廊へ。
四条通りは渋滞でバスが1時間遅れの時があり、
紅葉の季節が終わるまでは、避けた方が良さそうです。
天神川御池から地下鉄で河原町御池へと。
午後4時半の河原町通りは、修学旅行生と、もう弾け過ぎの若者で溢れていて、
その中を静々と歩いて、梅園でみたらしだんご(珍しく残っていました)を買い、
画廊着。
打ち合わせが終わり外に出れば、もはや歩くのもままならない人の数。
なりふり構わず3番に乗り、脱兎の如く逃げ帰るのでした。
情緒も品もなくなった京都に、何故にこんなにも人が集まるのかが謎ですが。
時間があれば、壁紙の解体。
貼り込み様、転写原稿用と分けながら、グロスバーニッシュを塗り補強も忘れずに。
posted by cocoacat at 23:56| 日記
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2022年11月04日
2022年11月03日
2022年11月02日
2022年11月01日
巨大壁紙見本帳
先日の知恩寺の古本まつりの初日で購入した、この大きな和綴じの謎の見本帳。
それを買ってどうするのかと、良く訊かれるのですが、
そんなことは考えずに、先ずは、面白いと思ったら、本能のままに買うのです。
30p × 50pの壁紙が100枚も綴じられていて、
安いのか高いのかが判らない値の2000円。
こんな重たい場所を取るサンプルを、誰が買うのかと思いながらも、
欲の右手が放さないので買うのです。
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いつものシルヴァン書房で見付けたこの壁紙見本帳、
調べてみますと、戦後の輸出用壁紙のサンプルではないかと思われるのですが、
色も綺麗に残っているので、コラージュやその他諸々に使えそうです。
posted by cocoacat at 23:43| 日記
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