2021年11月30日

冬の雨

11月30日2.png 11月30日1.png朝一番に飲む、アールグレイ
外は、激しい冬の雨が降っています。
工房は、メンバー全員がグーグルカレンダーで、繋がっていて、
個々、予約を入れることになっています。
作業内容や時間帯の確認も出来て非常に便利なのですが、
年末年始も、「どうぞ、思う存分お使い下さい」と、使用可能に。
今のところ、22日に予約が2人入っているだけで、後は、空白のまま。

うーむ。
どなたかが、予約をなされば、私もと、只今、思案中。
 
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2021年11月29日

工房入り

 11月29日9.png 11月29日5.png 11月29日8.png製版を1点だけ
午後3時に工房入りをすれば、
Yさんが伊吹山から持ち帰ったという石磨きの真っ最中で、
工房内には、かわいい石が、5、6個、置かれていました。
今から、3月のグループ展に向けて、励まれるのだとか。
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11月29日1.png 11月29日2.png
この間、大脱走を試みて飼い主を驚かせた工房犬のローバー君。
犬好きの Yさんの側から離れず、
甘える時は、右耳だけを立てて、より一層のかわいらしさをアピール。
なかなか狡智にたけた13歳です。

工房から歩いて2、3分、嵐電等寺院駅前に、
ご近所の衣笠マダム達を虜にしている、
「シフォンヌ」という、本当に小さなシフォンケーキ専門店があるのですが、
本日初めて頂いて、その軽い食感に身体が暫しの浮遊。
次回の工房入りの時には、必ずや存分にと心密かに思うのでした。
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2021年11月28日

お届けものに

11月28日1.png 11286.png 11月28日1 1.png
午後4時半、この冷える時間に、ご近所迄往復1500歩の散歩です。
紅葉より黄葉。銀杏の黄の色が好きなのですが、
葉が残っているのは、ほんの少しだけで、
大きな銀杏木の葉は、集められてもう袋の中なのでした。
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11281.png 11284.png 11282.png
いつものお池には、確か鯉様がお住まいだった筈なのに、
本日は、姿が見えず、試しにと手をパンパンと打ちますと、
「餌か、餌か、餌なんか?」と、太めの鯉様が次から次へと姿を見せ、
ぐるぐると旋回をして、何やら威圧的です。

あまりの迫力に、そっと現場を離れて、
Y様の郵便受けにお約束のハガキを忍ばせました。
敷地内では、地域猫も大事にされていて、
こちらも、餌の時間なのか集まっておりました。

ああ、しかし、今夜は冷えます。
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2021年11月27日

今井康雄・小森文雄・石橋秀泰 三人展   宇多野 妙光寺にて

11月27日7.png 11月27日4.png 11月27日6.png

冷たい雨風が降ったり止んだりする中、待ち合わせて、
嵐電宇多野駅から歩いて妙光寺で開催中の、
今井康雄氏が参加をなさっている三人展へ。

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11月27日12.png 11月27日13.png 11月27日1.png裏サイアノ

いつもは非公開のお寺で、地元の人でも知る人が本当に少ない、妙光寺。
今井氏が襖絵を描かれてからのご縁で、年に2回、
春の桜の季節と秋の紅葉のこの時期に作品展をなさいます。
今回は、初めての三人展とか。
赤刷りのドライポイントも、額装をされて、お寺の空間に違和感なく馴染んでおりました。

「これ、露光をして、洗わないでそのまま展示をした、裏サイアノなんです」と、
言われて初めて気付いた、そんな手があったのかの驚きの展示でした。
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11月27日8.png 11月27日9.png 11月27日10.png

帰り道は、お隣の仁和寺の前を通り、おぜんざい休憩の後は、
そのまま市バスに乗車をして、来年の打ち合わせに画廊へと。
仁和寺前から乗ったは良いが、座れたのは良いが、
着いた河原町は、腰が抜ける程の人出で、河原町四条のバス停は、
長崎くんちの龍踊りの有様。
帰り道は3番に乗れば、渋滞で全く動かず、
「このバスは30分遅れの運行です」との度々のアナウンスに疲れ果て、
気付けば終点までぐっすりと寝ていたのでした。
紅葉が終わるまで、週末の外出は控えた方が良さそうです。

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2021年11月26日

怒涛の2022年

11月26日1.png 11月26日 55.png 11月26日33.png
今年は、比較的なだらかな時の流れの中での1年だったのですが、
来年は、年明け早々から、休む間もない、怒涛の1年になりそうです。
倒れない様に、周囲の人に迷惑をかけない様にと、
そればかりを心掛ける1年になりそうです。
人と人のご縁を繋ぐからそうなるのですが、
いやいや、それがなければ、生きている甲斐がないとも思うのです。

明日27日は、山田さきこさんの1周忌です。
いくら待っても、彼女の新作を手にする機会など来るはずもなく、
それを思えば、この世に残っている者は、
失神しそうになっても、まだまだ、励まなければなりません。
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2021年11月25日

上田佳奈個展  網の目

11月25日77.png 11月25日34.png
上田佳奈 シルクスクリーン個展 網の目
2021年11月13日(土)〜12月4日(土)・13時〜19時(火・水休廊)

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シルクスクリーンの版にはメッシュという格子状の布を用いる。
刷り上がったプリントは網で濾過された情報ということになる。
人もまた外界からの刺激をふるいにかけ、アウトプットする。
フィルターという目には見えない網の目がわたしたちにも組み込まれているのだ。

本展ではInstagramのロード中にあらわれるぼやけた画像をシルクスクリーンでプリントした作品をはじめ、
インターネット上の情報やイメージを扱ったものを展示する。
網の目による網の目に関する思考を、異なる網の目ですくいとってもらいたい。

hitoto  
大阪市北区天神橋5-7-12  天五共栄ビル 301
nstagram @hitoto_ten5
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11月25日1.png 11月25日2.png 11月25日4.png
天神橋6丁目の12番出口から徒歩3分と聞いていたのですが、
この小さな案内では、気付くはずもなく、
案内状を手に、行きつ戻りつ、うろうろと。

天神橋筋商店街の焼きそば実演中の男性に、
案内状の地図を見せて、お尋ねいたしますと、
それはそれは面白く、丁寧に教えて下さいました。
好きやねん大阪!心がほくほくいたします。
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11月25日3.png 11月25日33.png
会場は、ビル3階、作品撮影は自由に出来るのですが、
私の拙い写真よりは、実物を、間近で是非!
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11月25日6.png → 11月25日7.png
大阪から京都に戻り、約束事を一つ、二つ。
京都の人は好きになれなくても、やはり、黄昏時の街は、美しいのであります。
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2021年11月24日

菊に芍薬

11月24日11.png
もう随分と昔のことに思える、この赤刷りの作品なのですが、
只今、お寺で展示をなさっています。

ご本人からは、驚きの額装になっています、とのメールを頂いたのですが、
なかなか行かれなくて、今週末を予定しているのです。
何でも、行かれた方のお話によりますと、
「この赤の色が〜、思っていた通りの色で〜、と〜っても気に入っているのです〜」、
と夢見る瞳で話されていたとか。

ああ、どうしましょう。
武者振るいが止まらないのは、何故でしょう。
どうか、この刷りだけで終わります様に。
不思議な魔力に負けてしまいそうです。
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2021年11月23日

未景 NIGHT 2021

11月23日 111.png 11月23日 25.png 11月23日 22.png
外気温7度。
真冬並みの寒さです。
泉涌寺の大門前にてタクシーを降りると、女性が4、5人、途方に暮れたご様子で、
5時から6時迄閉門になり、中へは入られないので待っている、と仰るのです。
寒さの中で、立ったまま既に30分待ちで、
フライヤーには、
「作品とお寺の解説ツアーに参加しよう!」18時30分より、とあるので、
先に作品を鑑賞し、18時30分に集合場所に行けば良いと思っていたとも。

即座に展示作家のU氏に電話を入れて、
「この寒いのに、門、閉まってるやん」と言えば、
「そうやねん、一旦閉まるねん」。

知っているのなら、教えておいて頂きたかったです。
月輪山の麓にたたずむ泉涌寺は、街中の寒さとは、桁が違います。
凍えるかと思う程の寒さの中で、足踏みをしながら、
6時5分過ぎの再開門迄、憤りでワナワナしながら待ちました。
 
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11月23日 26.png 11月23日 11.png
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2021年11月22日

「小雪」

11月22日 25.png梅澤豊
作家ご本人から教えて頂いて、気付いたのですが、
こんなところにも鋳金作品が展示されていました。
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11月22日 23.png 11月22日22.png
昨日の南丹朝市で買った、集落の若い方が山から持ち帰られた、
20センチの大きな椎茸。
肉厚で、カリフラワーと炒めたら、
3日間はたっぷりと食べられる位の量になりました。
明日は、これまた大量に残っているスダチをかけて頂くことにします。

南丹朝市は、お二方がお見えなのですが、
そのお一人が、12月いっぱいで来られなくなると聞き、吃驚。
「ええっ!待って待って、それはどういう事なん?」と、買い物はそっちのけで、
いつも大量買いをしている者が集まり、策を練るのでした。
いつの間にか美味しい餅は姿を消し、残っている物で買えるものと言えば、米だけ。
大弱りです。
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2021年11月21日

未景展 初日

11月21日1.png 11月21日 6.png
「未景展」2021 御寺・ART・いのり -あかるい水になるように 
会期 11月21日〜12月5日迄・9時〜17時

展示作家33名。
展示が、妙応殿、本坊、舎利殿、仏殿、水屋形と何箇所もあり、
作家名と展示場所を確認しながらの鑑賞になります。
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 11月21日5.png 
初日は、オープニング企画として、
詩の朗読と鼎談、ライアー演奏の集いが企画され、
存じ上げている岬多可子さんが詩の朗読をなさるとは、何と嬉しいご縁なのでしょう。
馴染んでいる詩も、作家ご本人の肉声で耳から入ってきますと、
また別の発見もあって、刺激を受けた2時間でした。
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11月21日2.png山中隆 11月21日 8.png菅原布寿史
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11月21日 3.png梅澤豊 11月21日 4.png埃取りの作業中
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23日は、夜間拝観「秋の月夜×ART体験」(18時〜20時)の企画もございます。
特別拝観料 1000円が必要ですが、
間暗闇の夜の泉涌寺はなかなか魅力的です。
お天気が良ければ、如何でしょう?
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2021年11月20日

励む一日

11月20日 1.png 11月20日 2.png
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2021年11月19日

外巻き

11月19日 4.png
先ずは、このミニ額25点からスタートです。
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11月19日1.png 11月19日 2.png 11月19日 3.png
外気温20度。
見上げれば、あちらにもこちらにもジェット機が浮かび、
いつもの窓には、いつもの良く眠る子が。

行きつけのカットサロンでは、おでこ丸出しにして前髪も短く初の外巻きに。
毎月同じボブでは、切るのが退屈でしょうと、煽れば、
「良いのですか?」と切られた、結果なのでした。
「来月は、ブルーのヘアーマニュキュアにしてみませんか?」と、
言われたのですが、いやいや、今日の髪型で充分!です。
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2021年11月18日

地味ではあっても

11月18日 1.png 11月18日 3.png 11月18日 2.png
3月のリトグループ展の搬入に向けて、工房予約が入り始め、
怒涛の3ヶ月の幕開けかと覚悟をする。

それと同時に、自分の個展の準備も、地味ではあるが、
インクの色見本を作ったり、紙を発注したり、下絵を整えたりで、
心弾む一日でありました。
たまにはね、こんなこともないとね。

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2021年11月17日

密会日和

11月17日 1.png
新米とスダチを持って、市中の喫茶店にて、午後3時半に待ち合わせ。
密会に新米が必要なのところが、笑えるのですが。
美味しいものを食べて、元気で作品を作っていただければと願うと、
まぁ、こんなことになるのです。

帰りに丸善ジュンク堂の本棚の前で、真剣な眼差しで本を選ぶFさんとばったり。
上に上がり、1階でジャムを選んでいたら、後ろから声を掛けられて、
京都は本当に狭くて、落ち着かないところです。
誰にも言ってない筈の自分のスケジュールを他人が、自分以上に詳しく知っていたり、
どなたかの病名も余命も、他人が詳しく知っていたりと、
恐れ戦く怖いところでございます。
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2021年11月16日

工房入り

11月16日 3.png
工房でご一緒しているガリ版作家の水口菜津子さんが参加をなさいます。
BOOK ART展 2021
11月23日(火)〜12月5日(日)・12時〜18時・月曜休
会場 山崎書店・075-762-0249
京都市左京区岡崎円勝寺町91-18

どうぞお出かけくださいませ。
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11月16日1.png 11月16日.png 
午後3時から工房入り。
アルミの刷りをお一人が、石の刷りをもうお一人が作業中でした。
私も、製版を手早くして帰るつもりが、
来年度のリトグループ展についての打ち合わせが長引き、
結局工房を出たのは午後7時前。

製版をしようと思い版を探すも、どこにも見当たらず。
嫌な予感がして廃棄処分の棚を探して頂いたら、
案の定、ここ最近作ったものが、どどっと並べられておりました。
油断も隙もない危険な工房です。
自分の作品は自分で守らなければなりません。

製版2点終了。
珍しく2点共汚れが目立ち、先の刷りが思いやられます。
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2021年11月15日

何とか10首

11月15日 1.png 11月12日 1.png毎月10首、大変です
午後3時、唸り続けて何とか10首を捻り出し、郵便局へと急ぐのです。
道すがら、
「いや、奥さん、もっと下の方から出さな!」、
「そんなん、下も上も一緒違うん」と、お二人が、必死で選別をなさっているのに遭遇。
箱の中身を確かめたかったのですが、
漲る気迫に怖気づき、お声をかけるのも躊躇われたので、そのまま郵便局へと早足で。

帰り道に、ご近所のMちゃんを呼び出して行ってみますと、
「すだち、ご自由にお持ち帰り下さい」と書かれたすだちの山が、どどんと二箱。
「あら〜、良いの?いくついただいても、良いの?もっと良いかな〜?」と、
 Mちゃんがどんどん袋に入れても、まだまだ山は崩れず。
私も、山の様に頂いて、明日工房入りなので、皆様にと持って参ります。
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2021年11月14日

まだまだ、行ったり来たり

11月12日 1.png
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2021年11月13日

「レトロなアヴァンギャルド」ー版画家たちの'70〜'80年代ー 」 明日まで

11月13日 22.png
ヒルゲートギャラリーで開催中の、
「レトロなアヴァンギャルド」展のギャラリートークへと、出掛けました。
展覧会は、明日が最終日で午後5時まで。
作品も、結構売れていて、本日のギャラリートークも盛況でした。

70年代の作品が、これだけ揃って展示される機会は少なく、
お時間がございましたら、どうぞお出かけくださいませ。
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2021年11月12日

呻吟中

11月12日 1.png
外気温9度、冷えてまいりました。
出たり入ったり、連絡係の一日でした。

この間、ノルマの10首を詠んだと思ったら、
はや次のノルマノ10首が迫って来ております。
残り、2首。何とか、捻り出したいと思います。
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2021年11月11日

「レトロなアヴァンギャルド」ー版画家たちの'70〜'80年代ー

11月11日 11.png 11月11日 22.png 11月11日33.png
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昨日のブログのアクセス数が大きく動いていましたので、
再び、案内状の写真を載せてみます。
作家ご本人が、
マップケースの中で丁寧に保存管理をされていたのか、
50年の経年を感じさせない、極美の刷りの作品が数多く展示されています。
是非、お出かけくださいませ。
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「レトロなアヴァンギャルドー版画家たちの'70〜'80年代ー」
2021年11/9(火)〜11/14日(日)・12時〜19時
最終日午後5時迄。
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2021年11月10日

外回りで1万歩

11月10日15.png 
「レトロなアヴァンギャルドー版画家たちの'70〜'80年代ー」
2021年11/9(火)〜11/14日(日) 

展示作家の七十年代の作品がこれだけ揃うのは、滅多にない機会なのに、
1週間のみの展示とは、まことに残念です。
土曜日、午後6時〜8時のギャラリートークには、まだ若干名の空きがあるそうです。
お問い合わせは、ヒルゲート075−252−1161まで。
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11月10日 23.png 11月10日11.png 11月10日 11.png平安蚤の市
午前11時過ぎに家を出て、帰宅は、午後7時半。
蚤の市から、画廊に博物館と、歩きに歩いた一日で、
ランチをしっかり食べたとは言え、
途中イノダでフルーツサンドと紅茶を飲んだとは言え、
帰り道の堺町通りは意識朦朧で、ひたすらに南へ南へと。
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11月10日33.png 11月10日 24.png 11月10日 35.png
京都文化博物館
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クラスルーム リトグラフを学ぶ リトグラフから学ぶ  
ギャラリー恵風 2021年11月4日(木)〜11月14日(日)
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 11月10日 22.png 
平安蚤の市で僅か1000円で買ったと、Tさんはご満悦。
割れ欠けありでこの値段なのですが、
使用され続けて黒が茶になった漆を日常に使うのが楽しいと仰って、
古物の楽しみ方は、人それぞれ。
私は、コラージュに使える様なモノしか興味がないので、上の空で聞いておりました。
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2021年11月09日

無事に

11月9日 1.png 11月9日 11.png
夕方、阪急松尾で待ち合わせて、水張りテープを外した版画7点を、
王子様に手渡し、今回のミッションは無事終了。
「思っていた通りの赤です」と言われて、
「酔いそうになった」とは言えず、微笑み返しで応える。

いつもの夢見る様な瞳で、静かに滑る様な足取りで、
改札口へと歩いて行かれる後姿に、
設営が滞りなく終わります様に、どうか自刷りに目覚められます様に、
と、手を合わせ祈るのでした。
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そんなことも

11月8日 11.png 11月8日 22.png 11月7日 1.png 
風の強い一日でした。

馴染みの画材屋に版画紙、その他諸々を発注し、朝一番に届いたのは良いのですが、
入っていたのは、版画紙と寒冷紗のみ。
確認の電話を入れたところ、何でも、二個口にして、一個のみ発送してしまったとの由。
届いた梱包も雑で、版画紙も端が折れていたりで、黄昏感が漂い、まことに残念です。
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2021年11月07日

冬の始まり

11月7日 11.png 11月7日7日  12.png
南丹朝市に行くも、白菜、キャベツ、大根にネギと、
スーパーで売っているものと同じ品揃えで、これと言って買うものなし。
新米3キロと、細やかに野菜を買い、帰宅。

相談事で呼び出され、戻ると同時に気を失う様に寝て、気付けば午前4時。
画廊に行く度に、聞かされるのが、
入院、通院、手術と、病の話ばかりで、気が重くなります。
空元気も元気のうち。
自分の陰々滅々の話は、できるだけ避けたいと、常々思っているのですが・・・。
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11月7日 32.png 11月7日 12.png
そんなこんなで、幾分気が暗く重くなった時には、子供用辞書の出番です。
1950年代の辞書は、色もレイアウトも、どこまでも上品でおしゃれ。
時々行間に、考えさせる闇が潜んでいたり、
頁をめくっている間に、発想のヒントが浮かんだりと、
子供用辞書とは言え、黄金に光る、宝の辞書であったりもするのです。
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2021年11月06日

「四条寺町デパ地下古本市」は、明日まで

11月6日 22.png
朝の光で見ますと、赤の色がより一層凄烈で、
アイボリーの版画紙に、少しシルバーを入れた白のインク刷りなど、
試みたくもなるのですが・・・・。
_________
11月6日 21.png 
藤井大丸地下で開催中の「四条寺町デパ地下古本市」が、
明日までの会期だったことを思い出し、打ち合わせの帰りに、
ほんの少しだけ見るつもりで、立ち寄り、気付けば午後7時。
途中、3冊位をカゴに入れた段階で、一度深呼吸をして、
本を整理している毎日なのに、購入してどうする、と、自分に言い聞かせる。

隣で話す二人の、
「この古い本と新しい本が、ゆるいテーマで括られているのが、結構危ないわ。
1冊買ったら、次次と買ってしまうやん」との声に、内心深く頷く。
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11月6日 34.png 11月6日35.png 11月6日 25.png
それでも、「函入り、2冊揃いで、700円」には、
今買わないで、いつ買うと、即座に購入。
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2021年11月05日

さすがに

11月5日 11.png絵絹刷り 11月5日  12.png
絵絹刷りは、まだ薄い色に出て良いのですが、
問題は大きな菊と、それよりもまだ大きな芍薬。
刷っていて、迫り来るこの赤の色に酔いそうになり、
7点を刷ったところで、作業を終了。
残りの2点は、来年度のお楽しみ(?)にしていただきました。

イタリアンカラーの鮮やかな赤は好きなのですが、
この赤には、馴染めませんでした。
お許し下さいね。

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2021年11月04日

「あのなぁ〜」

11月4日 22.png 11月4日 11.png
_________
11月4日 34.png 11月24日1.png 11月4日 23.png
約束の午後1時ジャストに携帯が鳴り、
5分後に王子様は、白馬にも乗らずに、松尾橋をとことこ歩いて、
「お待たせいたしました」と東詰めの信号の前に姿をお見せになりました。

「その大きな、お荷物の中身は、塩ビ版なの?」と恐る恐る訊けば、
「いいえ、 BFKの版画紙が入っているだけです」。
ほっとして、刷り色見本は?と訊けば、「はい、ここに」と出して来られたのが、
幅 0,5ミリ×1,5センチの小さな小さな、色見本。
そして、くるんくるんになった、絵絹。
これ、何なん?と訊けば、「これに、刷ってもらおうかと」。

のけぞる吉田。
菊だけの筈が、芍薬に、アネモネと、「なぁ、何で、どんどん、増えるん?」。
結局、私は、9枚刷る羽目に。
赤のインクは、版に残り、大きな刷りは、難しい上に、
 BFKの紙は、入れ忘れておいででした。
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2021年11月03日

赤で刷る

11月3日 11.png 11月3日 33.png順調に増えています
明日の午後1時に落ち合って、ドライポイントの版を3点受け取り、
刷ることになっているのです。

小さなサイズだと勝手に思っていたら、
A3サイズの菊を赤で各2点づつお願いしたいと言われて、
思わず、「ええっ、そないに刷るんですか?」。

適当に、どんな赤でも良いと言われても、その「適当」というのが曲者で、
刷り上がった作品前に、冷ややかな雰囲気が漂うのだけは、避けたいので、
刷り色見本を必ずにと、お願いしたのですが、王子様の様なお方なので、
恐らくは、持って来ては下さらないかと....。
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2021年11月02日

リハビリ

11月2日11.png 11月2日 22.png 11月2日 33.png
昨年4月の個展以来、ニードルを持ったこともなく、
コロナ禍の中をリトとサイアノに追われて日々は過ぎ、
エッチングを展示したいとも思わず、日々は過ぎ。

ところが、今朝ほど、目覚めて直ぐに、そのままになっている、
「エッチングを100点位」と言われていたことを思い出し、
3壁面はリトを展示して、一壁面のみ、全てを小さなエッチングで埋めるのであれば、
出来るかもやしれないと思ったのは、やはり食べすぎた柿のせいなのでしょうか。

先ずは、鉛筆を待つ練習からボチボチと。
元気溌溂、愛らしいおネエさん達は、出て来てくれるのでしょうか。
励みます。
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2021年11月01日

11月とは

11月1日.png 
待ち合わせて出掛けた古本まつりでは、
一人ならささっと見て、ささっと帰るところが、
そうもいかずに、4時間余りも歩き回り。
昨日は南丹朝市から戻り、選挙の投票を済ませたその足で、
市内の松原商店街へと調べ物に出掛けたのです。

案の定、本日は、腑抜けの身体で、半分寝ながらの紙の整理です。
整理をしながらも、朝市で買って来た柿とみかんに届いたナッツを交互に、
ナッツ、柿、みかん、ナッツ、ナッツ、柿、柿と食べ続け、
自分でもこれは、危険が迫って来ているのではないかいな、
嫌な予感がするのだがと思っていた午後10時半、予感的中。
顎、耳の中から始まり、背中へと、アレルギー反応の痒みが広がり、
只今、目の中も、頭も、ああ、痒いのです。
posted by cocoacat at 23:56| 日記 | 更新情報をチェックする