お月見をする余裕もなく、昨日のハードな転写で疲れてきっている身体に鞭打って、
慣れない寒冷紗だけを使っての刷りに励みました。
集中致しますと、自分の刷りよりも、他人の刷りの方が新鮮で愉しかったりもするのですが。
柔らかすぎるインクを使い、線を繊細に出し、
同時に周囲にもインクを薄く残したいと仰るので、
試し刷りの画像を送り、電話にての確認作業を繰り返すのですが、なかなか決まらず。
最後は、
「線は1枚目の写真の方で、色は2枚目と3枚目の中間の色で」との、
判った様な判らない様な決まり方にて、ようやく刷りを開始。
「線は1枚目の写真の方で、色は2枚目と3枚目の中間の色で」との、
判った様な判らない様な決まり方にて、ようやく刷りを開始。
11点を同じ額に入れての展示と聞いているので、
色が不揃いにならない様にと、丁寧に慎重にと刷ったものの、
「無事に、綺麗に刷れました」とのメールはお送りしたものの、
そこはそれ、良い加減な腕なので、全く自信はないのです。