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街なかは連休中とあって、人出が懸念されるので、
少し離れたお城近くのホテルで、午後3時に待ち合わせ。
毎回、野菜を手渡して、小一時間で別れるのですが、
今日は何とNさんが、ホテルを出た後、このまま女人禁制のC先生のお宅迄、
梨を取りに行かれるというのです。
街なかは連休中とあって、人出が懸念されるので、
少し離れたお城近くのホテルで、午後3時に待ち合わせ。
毎回、野菜を手渡して、小一時間で別れるのですが、
今日は何とNさんが、ホテルを出た後、このまま女人禁制のC先生のお宅迄、
梨を取りに行かれるというのです。
う〜む、こんな千載一遇のチャンスを、逃すわけにはまいりません。
ホテルを出て、いつも私が左に曲がるのをご存知なので、
お二人と一緒の方向に歩き、「君、道、こっちと違うやろ」と言われたら、
その場でUターンをして帰ろうと、一緒に歩き出したのですが、ええっ、どないなん。
摩訶不思議なことに、歩いても、歩いても、何も言われないのです。
その場でUターンをして帰ろうと、一緒に歩き出したのですが、ええっ、どないなん。
摩訶不思議なことに、歩いても、歩いても、何も言われないのです。
突っ込みがなければ、ボケも出来ず、ご近所にお住まいなので、
僅か5分で着いてしまいました。
玄関先で梨を受け取り、直ぐにお帰りになるのかと、ドアの外で待っていたら、
「どうぞ、お上がり下さい」とスリッパをご用意くださるものだから、
「私も、上がっても良いのですか?上がりますよ」と、一部屋目のマップケース前でで大人しく待機。
ところが、 Nさんが、額のサイズの相談をしながら、突然、裏のお庭はどうなってるのと奥へと突入。
これを逃してはと、私も
「そんなん、Nさん、奥迄入ったらあかんやん」と言いながら、
「そんなん、Nさん、奥迄入ったらあかんやん」と言いながら、
どんどん、どすどす奥の奥の部屋迄、侵入。
おまけに、女人禁制どこ吹く風で、二人で奥の椅子にまったりと座り、
美味しいお茶を何杯も飲み、お宝の隠し饅頭と隠しポテトチップスまでも平らげ、
「君らもう帰り」と言われる午後5時半まで、愉悦に浸るのでした。
人生は、仕掛けた者の勝ちなのでしょうか。