少しだけ天候が回復した隙を見て、Sちゃんのお墓へと急ぎます。
四条通りへ出ると、ちょうど運良く28番のバスが来たので、迷わず乗車。
今年は、珍しく嵐山から嵐電に乗り換え、西回りでのお墓参りでした。
お昼過ぎの墓所には、私一人だけ。
今年は、珍しく嵐山から嵐電に乗り換え、西回りでのお墓参りでした。
お昼過ぎの墓所には、私一人だけ。
降り注ぐ蝉時雨の中で、暫くひっそりと彼女に話し掛けるのでした。
彼女には、与えられた時間を、最後まで何としても生き抜いて欲しかったと、
今でも思っているのです。
人生は、自分自身の手持ちの時間が限りなく薄く短くなって来てからが、面白いのです。
坂道を登るつもりで転げ落ちる醍醐味。
人生は、自分自身の手持ちの時間が限りなく薄く短くなって来てからが、面白いのです。
坂道を登るつもりで転げ落ちる醍醐味。
ああ、しかしなぁ、どこまで転げ落ちるんやろ、私は。
と、イノダでお茶を飲みながら思った次第です。