ギャラリーに大量に持ち込まれた、このメゾチントのプレートを、
ワークショップで使用するには、参加をなさった作家の方が
煩雑な事はしないで、尚且つ、作品に大きな実りをもたらさなければなりません。
自分の人生には無縁だと思っていたこの根気の必要なメゾチントの技法ですが、
簡単に出来る方法はないものかと、カッターナイフで荒く削り取り、
ドライポイントと合わせると出来るのではと、縞猫2号に邪魔されながらも、
無謀な実験を繰り返す午後。
ああ、しかし、災難は、突然にやって来るものなんですねぇ。
どないやねん。