毎週金曜日は、長老のお二方とご一緒に作業を致します。
梅澤氏は電動プレス機、山中氏はオフセット刷り、私は手動で、
動線が重ならない様に注意をしながら、二室で励むのです。
度々、背中越しに山中氏の「はあ〜〜」という深い嘆息が届くのですが、
それには何の意味もなく、気づかないうちに自然発生する嘆息なのだとか。
年齢を重ねますと、不思議な身体になるものです。
「石の製版インクの後はどうするのやった?」と訊かれて、
「ああ、アルミと同じ処理です」と応えれば、すかさず梅澤氏が、
「吉田〜、アルミの手順覚えてないのに、そんな言い方しても、解らんやろ」。
ははははは。
三人揃って、笑い転げるのです。
三人揃って、笑い転げるのです。
手動プレス機も、オリジナルな刷り方をなさいます。
毎週、笑って、笑って、笑いすぎて、仕事にならない、吉田です。