出たり入ったり

明日から１２月。

逃げも隠れもしないが、

カレンダーには約束事の赤丸が続き、

時間が重なり、何が何やら判らなくなっている。

冷蔵庫の扉に一枚。トイレにも一枚。
お風呂場の扉にも、カレンダーが貼り付けてあり、

毎朝。起きて直ぐに、冷蔵庫の前で、
「わかってる、わかってる」。
トイレに入って、
「何度も言うのではない、知ってる知ってる」。
お風呂に入る前に、
「クドイ、クドイ。クドイと嫌われるよぅ〜」と一人で、突っ込む。

ご近所のMちゃんと、昨日何ヶ月振りかで電話で話をした位で、
光も影も見ないままに、今年１年が終わりそうです。

まんまと

 

この間スタジオ入りをして、大きな石版石を、

「どう！慣れたもんやろ〜？」と余裕の言葉で、

見事な８の字を描いて磨かれていた、窪田謙二さんが、

ご自身のブログに詳しく書かれています。　→◾️

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すっかりお気に入り。

良く食べてくれます。

時間ですよ

 　　

終日、二匹に邪魔されながらも、切り抜きの整理でした。

一日４回、黒猫の、

「ちょっとそこのお女中、時間ですよ」のひと鳴きで、

食事時間と相成ります。

即座に用意をいたしませんと、作業中でもお構いなしで、
二匹揃って所定の位置に陣取り、威圧的な態度で、
まだかまだかと迫ってくるのです。

今夜も只今から、ハサミを暫し忘れて、最後の食事の用意をする、
可哀想なお女中です。

そんな朝も

　　「なんえ？粉になったねずみさん？」

毎日何杯もの紅茶を飲むのですが、

起きて直ぐに、カフェオーレが飲みたいと思う朝には、

この「プシプシーナ珈琲」で作ります。

味はそれなりですが、

かわいい猫の姿に和みながらの、一日のスタートも、

たまには良いでしょう。

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ダーマト鉛筆を削り出すと、出てくるのです。

ハサミを出しても、トレーシングペーパーを出しても、

飼い主が、何かを試みようとすると、何でもかんでも、

揉み手すり手で出て来るのです。

黒猫はと言えば、最近は私の左肩に乗ったままで、

愛は、薄く、程々にと、お願い致します。

後半へと

 　 

鉛で作られたチューリップは、梅澤氏が仰るには、

「これ、生きてるからね、時間と共に日々変化しはります」。

なるほど、行く度に、迎えて下さる姿が違うのです。

日曜日にどなたかが行かれた時には、床に横たわって、

力尽きている方もいらっしゃったとか。

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折れてしまった方もいて、２週目は、少しだけ花の入れ替えを試みられるとか。

会場展示は、こちらからどうぞ　→◾️

タフ！

 

午後３時半にスタジオに行きますと、

木版の松谷博子さんが、初めての石版石に描画中でした。

下絵なしで、ダーマトを左手に会話をしながらでも、このタッチ。
手慣れたものです。
１２月のスタジオは、作家ラッシュで、

３泊４日で作業をなさる方も出て来て、どうなりますことやらと。

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製版で黒のプードルが綺麗に出なくて、そのままになっていた版も、

切ってコラージュに使用するつもりで、刷ってみました。

無事に３回

 　　

ポリマー凹版も休むことなく、無事に終了することが出来ました。

最終回は、時間が足りなくて合評会もなく、あっさりと解散でした。

毎回、３時間の与えられた時間内で、作品を仕上げるのに皆様必死で、
互いに言葉を交わす機会はあまりなかったのですが、
緊張をしながら、週末を迎える等、滅多にない事で、
佳き３週間でした。

本当にねぇ

    

切り抜きに使う洋雑誌は、１９５０年代のものばかり。

６０年代に入りますと、エレガントな帽子と手袋は姿を消し、

スカート丈も徐々に短くなり、モデルのお嬢様方は、踊り始めます。

それ故、６０年代の洋雑誌は、いつも素通りするのですが、
今回のオークションに出されていたのは、５口、６０冊の山。

これだけの数になりますと、それなりに、取れるページもあり、
まなこ爛々で追い続けて、１９冊の山を落札。

古本屋さんで１冊買う金額でこの山が買えたので、よしと致します。

外出

河原町で食事会の帰りに、

小松屋の栗饅頭を持って、マロニエの「梅澤豊✖️山中隆展」へ。

お二人とも、毎日在廊をなさっていて、まだ、3日目だというのに、

かなりお疲れのご様子です。

「大丈夫ですか？２週間、毎日接客をなさっていたら、疲れますよ」と言えば、
「朝仕事してから、ここへ来て、家に戻ってからまた仕事」と梅澤氏。
その横で、栗饅頭の栗を、時間をかけて、ひたすら咀嚼中の山中氏。
そして、お二人揃って、「２週間、身体がもつやろか？」。

笑い転げて帰って来たのですが、

ご無事でと、祈るだけの吉田です。

外でも内でも

 

寒くなる前に、石版石の準備をと、スタジオ予約が相次ぎます。

午後２時過ぎにスタジオに着けば、

木工作家の窪田謙二さんが、大きな石版石を、

8の字を描いての石磨き。

この大きな石ともう１点に、次回は描画をなさるおつもりとか。

「描画をして刷り、１日で出来るやろ！」。

「そんなもの、出来るはずありませんわ。１月迄、かかります」と心の中で言った私です。

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本日は、紫刷りでした。

一日中

→

午前９時の目覚ましで起きられずに、１１時。

それでも起きられずに、結局１２時間眠り、

起きたのは、午後１時半。

土曜日のポリマー版画の原稿を作っただけで、
後は、殆ど目を閉じたままの一日でした。

何はともあれ

  

汚れもなく５枚刷り上げ、午後９時にスタジオを後に致しました。

西風のグラフィックス巡回展の、壁面ノルマは、一人1.5メートル。

写真の３点で何とかなりそうで、やれやれです。

少し休みたいところなのですが、
石版石での刷りが待っているので、そうも行かず。
ああ・・・・・。

助っ人に

　　

梅澤豊✖️山中隆　[呼応]

２０１８年１１月２０日（火）〜１２月２日（日）

ギャラリーマロニエ３階

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午前１０時、

昨日の疲れがとれない身体で、南丹朝市に出掛けて、

山の様な野菜と、餅１０個を買い、

帰宅後、玄関にて野菜と一緒に眠る。

３０分後、これではいかんと、お風呂に入り、
再び、そのまま眠る。
午後３時、買って来たばかりの野菜と餅を食べ、
またもやそのまま眠り、気付けば午後４時半。

えらいこっちゃ、時間がないと、あわてて着替えて、
午後６時前、お二人よりも早くに現場着。
糸を持つだけの助っ人の筈が、何の何の、

森の子リスも驚きの小回りの２時間でした。

明日も過酷な一日で、スタジオにて刷りに励みます。

無事に２回目

 　

 

午前７時に起床。

我が家から精華大学迄は、１時間かかり、

梅田へ出掛けるよりも、まだ遠いのです。

紅葉のこの季節、市中を避けて、地下鉄での移動が一番確実です。

往復２時間、根を詰めて３時間。
リトとポリマー版画の同時進行で、息も絶え絶えなのに、
来週は、苦手な合評会もあるとか。
まぁ、いつもの様に、

言っている様で、何も言っていないを心掛けるだけなのですが。

明日も

余裕で終了

 　→　

午後３時から８時迄、

バナナ１本と紅茶でのおやつ休憩を１０分とっただけで、

８枚刷り続けて、何と珍しやの余裕で終了でした。

製版を慎重にしたので、版の汚れもなく、

次の版もこんな風に楽に刷れると良いのですが．．．．。

知ってはいたが

　

４日の南丹朝市で買ってきた餅２０個を、

僅か８日で食べ切ってしまったのです。

餅の力は偉大で、胴回り、腰回り、太腿、背中と、
身体が餅そのものになり、体重も２キロ増。
それなのに、不思議な事に、

お胸の周りだけは、何故か餅にならず。
次回１８日の朝市では、せめて１０個位にいたしませんと、

一気に関取の様な身体になってしまいます。

明日は、スタジオ入りをして、恐怖のリト刷りです。

最後の転写も

 　

午後３時から８時迄、スタジオで転写の作業。

転写、製版、刷りと一人で何とか出来る様にはなったものの、
僅かここ３ヶ月のこと故、極度に緊張をして、

毎回、スタジオを出る時には、目も心も虚ろです。

白梅町のバス停でふと見上げれば、不穏な月の色。
帰宅と同時に、直ぐにでも眠りたいところなのですが、
いやいや、まだまだ！
ポリマー版画の宿題が待っているのです。

ここは慎重に

 　

本日も午後５時過ぎ迄、梅澤氏とご一緒でした。

無駄のない動きで、１０枚を刷り、帰り際に一言、

「ほな、１８日、搬入手伝ってね！」。

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このヘロヘロの身体の私に、

搬入を手伝う気力、体力が残っているのでしょうか？

本日製版致しました２点は、
１点の汚れも見当たらないほど綺麗に仕上がりました。
後は、刷りを残すのみ。
明日もスタジオ入りで、励みます。

お友達になりたい版

明日も１２時からリトスタジオ入りで、今夜も早寝です。

昨日のポリマー版は、

版の入手方法や価格、版サイズの限界等、色々と難しいところもあるのですが、

それよりも、先ずは、いったい何枚位刷れるのかと、

そこのところを確認したくて、疲れた身体での試し刷りです。

薄いヘラヘラの版なのに、結構な枚数が、

問題なく刷れるのは意外でしたが、
難点はインクが大量に必要なこと。

いつも使っているチューブ入りではなく、
大きな缶入りのインクでないと、心許ない気が致します。

ポリマー凹版

　　学食も広くてオシャレです

７１番の市バスを天神川御池で地下鉄に乗り換え、終点の国際会館迄。

そこから、ゴージャスなスクールバスに乗り、更に８分。

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　→　→

整然とプレス機の並ぶ、設備の整った版画教室にて、

受講者の９名の方とご一緒に、励む３時間。

下絵を準備して１時間もあれば、

刷りまで出来るポリマー凹版は、何とも魅力的で、
露光機がなくても、屋外での作業も可能と知っては、

なおさらです。

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→

エッチングでここ迄の版を作ろうと致しますと、

相当時間も手間もかかるのですが、

簡単に刷り上がりました。

OHPシートに打ち出しをしようと、原稿を右手に、
コピー機を求めて渡り廊下を歩いていますと、
何と、山中隆さんとばったり。
「ええっ！何でここに？」と、
あまりのご縁に、互いに笑い転げて暫く動けず。

ポリマー版画

　　

暖かな日が続いていても、目覚めますと、

右に黒、左には縞の、猫二匹が寄り添う、そんな季節の始まりです。

二日続いてのスタジオでの過酷な作業の疲れで、
本日は椅子から立つ気力もなく、茫とした一日でした。

土曜日の午後は、明日から３回、精華大学へと通います。

コピー原稿は作ったので、今夜も早々とこれから、休みます。

外気温２３度

　　

二日間転写に励み、４点成功と思いたいところなのですが、

刷って見るまでは、何とも判らないのがリトグラフ。

上手く製版が出来ますように。

無事に刷れますように。

二日続けてのスタジオ入りで疲れ果て、
ただ今、半分目を閉じて更新しております。

今夜はこのままフェードアウト。

明日も

  

一人きままに、自分のリズムで作業をするのも、良いのですが、

本日は、２ヶ月ぶりに梅澤サマと背中合わせに励む、

実りの多い４時間でございました。

珍しく、赤の刷りを８枚、手際よくお刷りになって、
いつもの様に後片付けも完璧で、

ストックルームに入れば洗われたガーゼが、整然と干されていて、

足りないテレピンの補充も速やかに、

毎回、ほうと見とれる梅澤マジック！

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作業が捗らず、明日もスタジオ入りです。

明日の用意を

 　  

別件で下絵が必要になり、

２ヶ月前、刷りが不出来で、投げ出したモノをお色直し。

この頭の大きなゴージャスなおネエさんは、

どのドレスをもそこそこ着こなしてくれるので、

ついつい遊んでしまいます。

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明日も朝から餅２個を食べて、スタジオ入りです。

塗料漏れで

 　 　

午後２時半にスタジオ着。

１室の机の上も綺麗に片付けられ、おまけに、

バケツの中のガーゼも綺麗に洗われていて、仰天。

先ずは転写に使うシンナーをと、ストックルームに入れば、

缶が横倒しになっていて、塗料漏れです。

何故にこんなに重い缶が横倒しにと、訝しく思いながらも、

あたふたと床掃除。
なんぞありますのね、毎回。

転写は、２点試みて、プードルは薄くて失敗でした。

シンナーの量が多過ぎたのが原因なのかもと。

この絵は捨てて、失敗しながら一歩前進。

ようやく

 　 

南丹朝市には、珍しく葉物が大量に出ていました。

本当は、ごくごく普通の白餅が一番美味しいのですが、
何故か、新商品開発に意欲的で、
本日の餅は、ピーナツかぼちゃ餅と黒米餅のみ。
勿論買いましたが、善哉には、どうなんでしょう。
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明日は、スタジオ入りをして、ようやくの転写です。

家でもスタジオでも

　　

ストックルームの奥から、まだまだ使える、

昔々のインク缶が見つかったりもするのです。

インク缶の整理の後は、スタジオから歩いて５分のコンビニへ。
糊付けした大きな原稿を、上下左右に動かして、
度々にプレビュー画面で確認をしながらの縮小拡大。
モノクロコピーをとるだけなのに、結構時間がかかり、４０分。

その後のスタジオでの切り貼りも長引き、

今日一日で、一気に転写へとの目論見は見事に外れて、

明日のガラクタ市は諦め、
これから持ち帰ったおネエさん方の、切り貼りです。

寺から寺へ

　→　

外出をしたのに、携帯の充電を忘れて、

写真が一枚もないというお粗末。

伊勢の緑でお許し下さいませ。

午前１０時過ぎに待ち合わせて、
妙心寺から始まり、知恩寺の古本まつり迄。
本日も歩きに歩いた一日でした。
家の中が古本屋のようになっていて、

もうこれ以上はと思いながらも血が騒ぎ、やはり出かけてしまいます。

今夜は早寝をして、明日はスタジオへ。

未完成

　

いつぞやのガラクタ市で買った、

味のある（ほんまか？）木のちりとり。

ようやくの出番で、手にも季節にも、良く馴染みます。

３日からのスタジオ入りでは、転写と並行して、
使い勝手の悪いインク棚の整理にも、
励みたいと思っているのですが、
それは虚しい努力かもとも思っているのです。