ドアを開けて、出掛けるのを逡巡する程の蒸し暑さで、
勇気を振り絞って、市バスに乗車。
金曜・土曜と午後9時迄開館をしている近美の、「バウハウスへの応答」展へとの試みも、
世の中が連休なのを全く忘れていて、四条通りの人出に辟易。
街なかは、步く度に、知らない店、新しい店ばかりの見知らぬ国になり、
気付けば、観光客と同じに口を半開きにして堺町通りを歩いているのです。
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近美に辿り着いてみれば、どないです!
1階が「東山魁夷のグッズ特設会場」になっていて、セールの初日状態。
しかもその「東山魁夷展」のチケットでバウハウス展も観られる為、
エレベーターを降りれば、4階のフロアも人で溢れているのです。
会場は狭く、左見右見の40分でした。
グロピウスの「バウハウス宣言」のパンフレット、
ヨハネス・イッテンのリトグラフ、日本の古本屋で探したい本も見つかり、
展示も興味深く、収穫のあった展覧会でした。