どこからでもかかって来なさいの小太郎です。
赤い糸を手繰り寄せ、黄金の魚を集めるのです。
最初は小さな魚でも時を味方に、どんどんどんどん。
最後は、黄金のくじらに迄、成長させてみせるのです。
迷うな小太郎。飛べ飛べ小太郎。
飼い主、保護主、お忘れなく。
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コピーの濃度を試すだけで一日が終わってしまいました。
疲れの底が見えずに、毎日沼の中で泳いでいる様な気が致します。
梨を二口食べては眠り、栗を食べては眠り、
遠い国のスパイのように、ひっそりと身を潜めて、
暗号が届くのを待っているのです。