大学の入学時からのお付き合いですから、阿吽の呼吸で何も言わないでも解るお二人なのです。
「梅澤豊」に「山中隆」と互いのお名前も美しく整っているのも、ご縁なのでしょうか。
今時の学生の様に、名前を呼び捨てるようなこともなく、
時々、「隆さん」と優しくお声をかけられたりして、
まぁ、昭和の良い雰囲気ですこと!と嬉しく思ったのは、最初の30分だけ。
後の、5時間半は、写真が撮れない程の、70歳お二人の暴走に、
慣れない助っ人は、右往左往。
授業中の出原先生に、何度も電話を入れたりしての疲弊の極みで、
午後7時過ぎにスタジオを閉めたところ迄は覚えているのですが、
白梅町迄どう歩いて家に戻ったのやら、記憶がないのです。