2014年07月08日

さて

2014_0703AT.JPG「フフン、信用できん言葉やわ」

短歌を始めて、ちょうど10ヶ月。
休まず、ゆっくりと、愉しみながら。


  人知れずそっと嘆息をつくように猫の両肩ゆるむ三月  

  身の丈に合わぬ刃の騒ぐ日は光射すまで青インク練る  

  春嵐ふたりの心を天までも攫(さら)い躍らせ蝶の生まれる   

  速歩にていつもの道をひたすらに恋の季節の弥生の猫は 

  われの道定められての迷路なら猛禽友に朗らに歩く   

  稲妻の石火に光る金色の靴履いて立つ個展の初日  
        
  斑鳩は飛鳥の時のそのままに花の春へと雨降り注ぐ     

  思わずに足留めて見る春霞 飛行する一機今雲に入る 

  刷り上げたアルシュ紙の中乙女子は強い視線でこちら見返す

  本の山崩して眠る黒猫の利玄の上に茂吉の上に
   
              
posted by cocoacat at 23:56| 日記 | 更新情報をチェックする