M さんとのランチの約束は12時半。
彼女は、大阪の友人宅に連泊をしているのです。
河原町四条の待ち合わせのレストランに着けば、開口一番、
「時間が余ったので、京橋で血を400cc抜いて来たわ。7年振りの献血」と余裕の笑み。
「へぇっ!朝一番に、血を抜いて来た!!400ccも」と驚きの余り、口あんぐり。
呼吸をするだけでも大変なこの暑さの中で、献血を試みるとは。
友にするなら、そこそこ弱い身体が良いのです。
今日のこれから先の地獄を思い、言葉が見付からず。

どこもかしこも街中は、家族連れカップルで満員長蛇の列。
先ずは近くの、
寿ビルディングで5階から下へと足慣らし。
ミナペルホネンは、わっさわっさのお客様でございました。
四条大橋を渡り祇園の、
フク和ウチへと移動。
「京都は柳がキレイよねぇ」との言葉に返す余裕もなく水分を補給しながら、
ただただ駿足の彼女を追います。

フク和ウチでは、アイスティーで身体を冷やしながら、
人の少ないところで、大文字が見られる穴場はないかと、訊きますと、
「山田さきこさんのマンションからだったら、五山全部が見えますよ」。
ああ神に感謝。
これで、松ヶ崎迄行かずにすみます。
午後5時。
エンボカ京都へ入店をした時には、もう二人共、汗まみれでヨレヨレの砂漠の旅人。
いざ料理が来てみれば、疲れからか余り食欲がなく、折角のピザもかなり残しました。

オードブルを撮るのを忘れております。
山田さきこさんのお宅に少しだけお邪魔をして、午後8時前にはご一緒に屋上へと。



写真にはこの様に五山の送り火が残っておりますが、
疲れ果てた私の虚ろな目には、ただただ闇が広がるばかりで、
送り火等何も写ってはいませんでしたわ。
posted by cocoacat at 03:30|
日記
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